OpenStack 要素別に可用性・性能を考慮し、物理構成を検討 [ #opencludjp ]

ここからは、OpenStackの各コンポーネントをどのように実際の物理環境に配置してIaaSを構成すればよいかを見ていこう。 図1は、物理構成の一例である。各コンポーネントは、その役割から「クラウドコントローラー」「リソースプール」「オブジェクトストレージ」の三つに大別できる。この構成を例に、可用性や性能を確保するためのアーキテクチャーを解説する。図1で示した基本構成には、多数の単一故障点(SPOF:Single Point of Failure)が見られる。IaaSにおける可用性確保の方法は、構成要素の冗長化および多重化が基本となる。ただしそのアプローチは、コンポーネントごとに異なる。投資対効果のバランスを取りつつ、それぞれで最適な物理構成をとる必要がある。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20120518/397469/

Leave a comment