データセンター向けのレイヤ2(L2)ネットワークの世界でいま、ベンダー各社がそれぞれの方法で、新しい「フラットなL2ネットワーク」の技術を推進してきている。 各社のアプローチや実現技術は異なるが、いずれも「マルチパスイーサネット」や「イーサネットファブリック」などとも呼ばれる技術で、ループになるような冗長経路も含む物理的なネットワークを1つ作り、その中で2点間の経路などを動的に設定して構成していくのが特徴だ。 このシリーズ記事では、こうした新しいL2ネットワーク技術について、ベンダーごとに、各社が採用する技術を、実際に製品に反映していく戦略と合わせて話を聞いた。第2回は、マルチパスイーサネット技術としてTRILL(Transparent Interconnection of Lots of Links)技術を採用する、ブロケード・コミュニケーションズ・システムズ株式会社(以下、ブロケード)の新ネットワーク技術について取り上げる。
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/special/20120328_521782.html