Monthly Archives: September 2011

オープンなクラウドの中のXenServer 6とNetScaler

XenServer 6の概要について説明したシトリックスのプロダクトマーケティングマネージャー北瀬公彦氏は、AWS(Amazon Web Services)やラックスペース、ゴーグリッドなどの大手クラウド事業者がこぞってXen/XenServerを導入しているという点を説明。「米ラックスペースはもともとオープンソースのXenを使っていたが、2010年からはXenServerに切り替え、CloudStackなども導入している」と説明し、XenServerの導入も進んでいると説明した。国内でもデスクトップ仮想化やクラウドインフラ、エンタープライズなどの環境で、XenServerが次々と導入されており、2010年9月の同社調べでは30%がXenServerが使っているという。

http://ascii.jp/elem/000/000/638/638689/

サーバー仮想化のネットワークを支える新規格「EVB」とは

仮想化ソフトウエアを導入することで、一つの物理サーバーで複数の仮想マシンを稼働する“サーバー仮想化”の導入件数はだんだんと伸びている。サーバー仮想化環境では、物理的なスイッチだけで構成した場合と比べてネットワークの設計や運用で勝手が違う部分がある。例えば、1台の物理サーバー内の仮想マシン同士が通信するケースを考えてみよう。この場合、一般には仮想化ソフトなどに含まれるスイッチ機能(ここでは仮想スイッチと呼ぶ)がフレームの転送を担う。つまり物理サーバー内で、ソフトウエアによる閉じた通信が行われる。このような仮想スイッチによるフレームの処理に関して、スイッチベンダーなどがいくつかの課題を指摘している。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20110928/369579/?ST=network

ミドクラ、本社機能をシンガポールに移転 資金調達を円滑に

クラウドコンピューティング技術を開発するミドクラ(東京・港、加藤隆哉代表取締役)は10月中に、本社機能をシンガポールに移す。海外投資家からの資金調達を円滑にするのが狙い。海外展開を目指す有望なベンチャー企業が、起業から間もない段階で海外に本拠を移す事例として注目を集めそうだ。

Link

企業内クラウドにOpenFlow適用、サーバー仮想化の利点を最大化

総合物流で最大手の日本通運は、国内の物流業務を支える基幹系サーバー群を仮想サーバーに移行させる、企業内クラウド(プライベートクラウド)の構築を進めている。物理サーバー約500台からなる現行の基幹系業務システムを順次仮想マシンに移し、最終的には約100台規模にサーバー台数を集約する計画である。この基幹プラットフォームの移行に当たって、日本通運は新しいネットワーク制御技術を導入した。「OpenFlow」である。例えば送信元とあて先が同一の一連の通信を「フロー」として定義し、そのフロー単位に経路を制御する仕組みだ。OpenFlowに対応したスイッチ製品を業務システムの実環境に導入し、運用しているのは、世界でも初めての事例である。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20110902/368079/?ST=network

CloudStack 採用、IDCフロンティアの「NOAH」を試す

「NOAH」は国内大手のデータセンター事業者 IDCフロンティア が提供するパブリッククラウドサービスです。同社はNOAHというブランド名で2009年6月から仮想化サービスを展開してきましたが、2011年5月にCloudStackを採用した新しいクラウドサービスの提供を発表しました。CloudStackはすでに海外の大手事業者でも多数のクラウドサービスで利用されており、オープンソースベースであることから、今後広く利用が進むと見られています。NOAHでの採用にあたっても、オープンな技術によるサービス提供で 海外の主要クラウドサービスやオンプレミス環境との連携が重視されています。プレスリリースによると、以下のような特徴を備えています。

http://www.atmarkit.co.jp/fserver/articles/cloudstack/00/01.html

オープンソースのクラウドインフラOpenStack、最新版「Diablo」を公開

オープンソースのクラウドインフラ開発プロジェクトOpenStackは9月22日(米国時間)、最新版となる「OpenStack 2011.3(Diablo)」を公開した。ダッシュボード、ID管理、ネットワークの3プロジェクトが新たに加わり、ユーザーのニーズに応えた。 OpenStackは米RackSpaceと米航空宇宙局(NASA)が開始したオープンソースのIaaS(Infrastructure as a Service)プロジェクト。仮想プライベートサーバー向けプロビジョニング/管理システム「OpenStack Compute」(Nova)とストレージシステム「OpenStack Object Storage」(Swift)、イメージサービス「OpenStack Image Service」(Glance)の3つのコアプロジェクトを持つ。「Nova」はNASAが開発するクラウドコンピューティングプラットフォーム「Nebula」を、SwiftはRackSpaceのファイルストレージシステム「Cloud Files」をベースとしており、プロジェクトには米Citrix Systems、NTTデータなど約110社が参加。米Hewlett-Packard、米Dellなどが自社製品に用いている。

http://sourceforge.jp/magazine/11/09/26/0348252

Broadcom は NetLogic を買収し、リアルタイム・クラウドを目指す

Broadcom はモバイル・フォンとホーム・ネットワークのための、統合化されたワイヤレス用チップ・メーカーとして有名な企業である。 そして、同社は今日、NetLogic の買収を表明したが、$3.7 billion という大枚をはたいて、ネットワーキング・ギアの中にチップを埋め込んでいくという。 これは大型の買収であるが、その対価は適切に使われるだろう。 それは、何故なのか?

http://wp.me/pwo1E-3m6

IaaS クラウドの時流に乗る HP と Dell

HP と Dell の両社が IaaS クラウドサービスビジネスに参入する。ともに自社製サーバを使用して,OpenStack(HP) あるいは vCloud(Dell) 上に独自のインフラを構築する。Dell はさらに,Windows Azure と OpenStack をベースとするクラウドの提供についても発表している。HP は今年7月,OpenStack プラットフォームをサポートして,1年前の OpenStack イニシアティブ創設時に参加した約 100 社の企業 – Citrix, Dell, RightScale, AMD, Intel, Rackspace など – に加わることを発表した。同社は “OpenStack コミュニティにおいて積極的な役割を果たす” と発表している。”HP は今回の参加を,ユーザとパートナ,開発者を対象とした,パブリック・プライベート・ハイブリッドの各クラウド環境におよぶユニークなインフラと開発ソリューションを実現するための機会ととらえています。” すでに OpenStack の Launchpad や IRC チャネルには,数人の HP 技術者が参加している。

http://www.infoq.com/jp/news/2011/09/HP-Dell-IaaS-Cloud

OpenFlow を使うのは 誰? – NEC に聞く

ネットワークにおけるシフトと、このプロトコルをめぐる HYPE により、OpenFlow が実現することについて、私たちは 混乱し、また、期待を持ちすぎるようになってしまった。 もう少し、地に足をつけたいと思い、私は、NEC におけるビジネス開発部門の役員である Don Clark に話を聞いた。 NECは、OpenFlow を用いるスイッチを、提供しているベンダーであり、また、プログラマブル・ネットワーキングの標準化を促進する、Open Networking Foundation というグループのメンバーでもある。

http://wp.me/pwo1E-3kE

第2回:ネットワーク仮想化で、クラウドの世界に革命を起こす

米国GoogleやAmazonから多数のトップエンジニアが集結するTechベンチャー・ミドクラ。立ち上げたのは、CSKやサイバードといった企業のスタートに携わりながら「日本の再技術立国化」というテーマを20年間追求してきた、加藤隆哉社長です。「日本にTechベンチャーはいない」「日本のつよみはユーザエクスペリエンス、そこに尽きます。」などなど、刺激的なセリフであふれた読み応えのあるインタビューです!

http://venturecafe.jp/interview/midokura/1269/

OpenFlow と Big Data の 深い関係について

OpenFlow は、最近の先端ネットワーク・テクノロジーにおける、ホットなバズワードの 1つかもしれない。 しかし、このエリアで、感情のレベルを超え、また、核心にまで到達することは、難しいものにもなり得る。 なぜだろう? 最初に、この OpenFlow プロトコルが、数多くの状況に適応し得る、インフラストラクチャの中のインフラストラクチャという種類である点があげられる。 続いて、そのテクノロジーの周辺にエコシステムが広がるにつれて、OpenFlow には新しいコンテキストが、登場し続けることも指摘しておく。 それは、1つの問題を解決すために構築された、工学的な業績の物語である。 そして、その問題とは、紛れもないファミリー・ツリーの、ルートとなるソリューションのことである。 そして、それにより、ネットワーク空間に横たわる数々の問題が解決され、また、数々の問題が生じているという状況にある。

http://wp.me/pwo1E-3kn

OSS に対する企業意識の調査 – 予想以上の期待度にビックリ !

組織における Open Source Software の利用が、いまでは主流になっているという示唆として、オープンソース統合とメッセージ交換を提供するソリューション会社である FuseSource が、ある調査結果をリリースした。 それは、エンタープライズ内での OSS の利用を、プロファイル化しようと試みるものである。

http://wp.me/pwo1E-3k1

OpenFlow のスイッチとは?

ここでの基本的なアイデアは、シンプルなものである。つまり、一般的な Ethernet のスイッチとルーターに含まれる、フローテーブル(通常は TCAM で構築される)を活用することにある。 そこには、ライン・レートにおいて、ファイアウォールおよび、NAT、QoS を実装し、また、データを収集するためのノウハウが詰まっている。 それぞれのベンダーにおけるフローテーブルが異なっていても、数多くのスイッチとルーターで実行される、各種機能の興味深い共有セットを識別できる。 OpenFlow では、この共有機能のセットを活用する。

http://wp.me/pwo1E-3ja

スタンフォード大学の Open Networking Summit では、OpenFlow にスポットライトが!

この10月に Stanford University は、初の Open Networking Summit をホストすることになるが、そこでは、OpenFlow と SDN(software-defined networking )テクノロジーに関する、過去/現在/未来にフォーカスが当てられる。このイベントは、Stanford University の Clean Slate Program により企画/運営され、10月 17-19日 に同校の Li Ka Shing Center で開催される。 そして、ハンズオン・チュートリアルだけではなく、この分野のエキスパートによる、キーノートとセッションも呼び物になる。具体的には、Open Networking Foundationおよび、Cisco、Facebook、Microsoft、Verizon、UC Berkeley、Internet2 などから参加する代表者が、それぞれのパートを受け持つ。

http://wp.me/pwo1E-3iR

クラウドのオープン化を目指す「OpenStack」とは?

この連載記事でも、各社のクラウドサービスを紹介してきた。クラウドサービス自体は、企業にとって、コスト的にも、システムの柔軟性をとっても、大きなメリットがある。しかし、各社のクラウドサービスを見てみると、クラウドロックインともいうべき問題点も出てきている。今回は、このクラウドロックインを解決するために注目されている、オープンソースの「OpenStack」について説明する。

http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/column/cloud/20110831_473968.html

米Citrix、クラウド管理フレームワーク「CloudStack」のエンタープライズ版をオープンソース版に統合

米Citrix Systemsは8月28日(米国時間)、クラウド管理フレームワーク「CloudStack」のエンタープライズ版とオープンソース版を統合すると発表した。これらが統合された最新版はGPL 3で提供される。最新プレビュー版はCloudStackプロジェクトのWebサイトより入手できる。 CloudStackは、Cloud.comが開発したクラウド管理フレームワーク。Javaで作成されており、クラウドコンピューティングインフラを管理できる。XenServer、Xen Cloud Platformに加え、VMware、KVMなどのハイパーバイザーをサポート、Web、コマンドライン、RESTful APIの3つの手段を提供する。Citrixは、7月にCloud.comを買収することでCloudStackを手に入れた。

http://sourceforge.jp/magazine/11/08/30/0530222